ユーチューバー ヒカルが2億円のマンションを買うらしい
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ヒカルについて知るほど興味深い
人気急上昇中のユーチューバー、ヒカルについて去年から大変興味を持っています。
ヒカルとツイキャス
ヒカルは車での移動中や撮影の待ち時間などをつかってツイキャスをよく配信しています。
アカウントを作り好きな人を通知リストに登録しておくと次からその人がツイキャスをしているときパソコンやスマホが近くにあれば気づきますので便利です。
なぜ1円も儲からないツイキャスをするのか
一人で喋ることがトークの訓練になるそうです。また、ファンのコメントもできる限り読んで答えてくれます。
ツイキャスでお金を稼ぐことは考えておらずファンとの交流、自分のトレーニング、純粋な趣味、癒しとしての意味があるそうです。
ツイキャスの録画は公開されていないのでそこでの発言はツイキャスを生で見に来てくれるファンだけに聞かれることになります。それで、ヒカルはあまり人目を気にすることなく、比較的自由に本心に近いところを話せるようです。
残念ながら私は毎回放送を聴けませんが最近聴けたツイキャスの内容を覚えている限りお話ししたいと思います。
ヒカルの人材派遣時代
ヒカルは1991年、5月29日生まれの25歳。ヒカルが19歳の時東日本大震災が起こります。その時ヒカルは人材派遣業を始めます。
おいしい話に群がってくる中にはヤクザもいました。ヒカルは仕事上のつながりで毎日ヤクザと飲み歩いたそうです。しかし楽しい飲み会ではなくやくざに連れまわされるのは恐怖だったようです。
ヤクザの呼び出しは何があろうと断れない
ヤクザとのキャバクラ豪遊
ヒカルはヤクザたちに呼び出され毎日のようにキャバクラに行きます。翌日、朝から仕事であろうがべろんべろんに酔っぱらうまで飲まされます。平日の夜中に家で寝ていると電話がかかってきます。
「今から飲みに出てこれるか?」
「え?明日、仕事ですよ?」
「そうか。じゃ、30分で〇〇まで来いや」
そんな感じで
明け方まで飲まされ翌日は普通に早朝から仕事です。急に夜中に電話がかかってきて呼び出される毎日は恐怖だったそうです。その時からヒカルは夜中に電話がかかってくると飛び起きてしまう体質になってしまいました。
朝まで飲んでそのまま仕事 睡眠不足のつらい日々
キャバクラに行くとそれぞれ好きな女の子を一人選びます。ヒカルも選ぶように言われ、ヤクザと好みの女の子が被って機嫌を損ねないよう気を遣って一番地味でおとなしそうな女の子を選んでいました。
しばらく飲むとその店で選んだ女の子を連れて次の店に移動します。そんなことを繰り返すため人数はどんどん膨らんでいきます。
飲みの席でヤクザは武勇伝を語りたがります。
「おまえ、人の消し方知っとるか?」
「消し方ですか?」
「そうや…」
興味もない話を聞かされながら「マジですか?」「エグイですね!」と盛り上げなければなりません。
「靴底の模様で身元がバレんように靴にビニール袋、被せて山の中に入っていくんや…」
兄のまえすは助けてくれない
実の兄であるまえっさんと一緒に人材派遣の会社を経営していましたが代表はやはりヒカルでヤクザに呼び出されるのはいつもヒカルでした。
そのつらい日々、まえっさんは一切助けてくれずヒカルは一人でヤクザと渡り合っていくのがつらかったそうです。
ある日、ヒカルは仕事上で何かの損失をヤクザに与え、夜中、人の誰もいない工場の駐車場に呼び出されます。
砂利の上に土下座 ヤクザがヒカルの頭の上に片足を置き2時間説教
今までで一番つらかったことは?ツイキャス放送のリスナーにコメントで聞かれるとヒカルはこの時のことを話します。
いつ終わるかもわからない恐怖の時間。
いっそのこと俺を殺してくれ
いつ解放されるか分からない恐怖を感じながらヒカルはそう思ったそうです。
この頃のことを思えばヒカルは今の生活でつらいことなど何もないと言います。
ヒカルはこの恐怖の土下座の話も笑いに変えます。
「ヤクザが俺の頭に載せとる足を時々かえよるんや。ヤクザも足が疲れとんやろうな、思とったわ ハハハッ!」
どんな困難な状況の中にもなにかしらユーモラスな部分を見出し苦労を笑い飛ばすヒカル。そんなことくらいでへこたれるか、と強がるヒカル。かっこいいですね。
結局、ヒカルはガストでヤクザに長時間問い詰められ自分から1200万円弁償すると言わされます。この時、指を詰める道具も見せられたりして脅迫されます。
「外に駐車してる車に(ヤクザの下っ端が)もう一人乗っとるやろ。なんでか分かるか?お前が逃げたら追っかけて刺すためや」
まだ19歳のヒカルは喧嘩と脅しのプロ、ヤクザに完全にビビっていました。
必死の返済時期
派遣労働とデリヘルのドライバー
どうやって自ら背負った1200万円の弁償金を稼いだのでしょうか。ヒカルは以前動画でデリヘルで働いていたことがあると言っていましたが具体的な点が明かされました。
(2017年8月20日追記:
現在は非公開になっていますが、ヒカルがヒカルゲームズのメンバー、りょーまにドッキリを仕掛ける動画です。 りょーま宅に呼んでもいないデリヘル嬢が来たらりょーまはどうするか、といういたずらをヒカルが仕掛けます。)
ヒカルは引っ越しなどの派遣で早朝から働き、5時できっちり終わるのでその後、デリヘルのドライバーをしていたそうです。
恋愛禁止 デリヘル嬢とドライバー
仕事はお店からホテルまでデリヘル嬢を送って行き、連れて帰ることです。暗黙の了解として、ドライバーが嬢の悩み相談などして恋愛関係にならないため、車中で会話をしてはいけなかったそうです。
当時、ヒカルも若かったため、嬢との関係は厳しく律し、話どころか目も合わせませんでした。
YouTubeを始めて間もない頃のヒカルの顔つきです。2014年11月のものですが、当時は何となく尖っていて服装も今のように視聴者を意識たものではありませんね。
アフィリエイトについて
「みんてぃあって知ってますか?」というちょっとイジワルなコメントもヒカルは拾います。
「知っとうで、知らんわけがないやんか、ハハハッ!」
みんてぃあというのはヒカルがパクって下敷きとして使ったと言われる情報商材を作った人です。
無視することもできたはずのコメントをなぜヒカルはわざわざ拾って返事をするのでしょうか。
脅しにはもう負けない
ヒカルは人の弱みにつけ込んで来る人の行動をよく知っています。
隠そうとすればするほど面白がって何度も同じところをいじってくる。だから何でもない風を装って「そんなことでオレを傷つけられるとでも思ってるのか」と言うようにヒカルは正面から切り返してきますが詐欺師と言われ、昔のことを蒸し返されていい気はしないでしょう。
「誰でもアフェリエイトで頑張れば稼げると思いますか?」
その質問の答えは興味深いものでした。
「誰でも稼げる訳やないな」
ヒカルにはその方面で人の心をつかむ天才的なトーク力と才能があったのでしょう。
人からお金を取るのは苦手
ヒカルはしばしば「俺はお金を遣うのは得意やけど、人からお金をとるのは苦手」といいます。
オフ会も無料でやっていますね。
会場の使用料、人件費、ヒカル側のスタッフの移動費などで運営にはかなりのお金がかかっているはずですがファンの参加費は無料です。
ゲッソリ瘦せたヒカル
借金を返すために始めた「アフェリエイト」で大金を稼ぎましたがなにか虚しさを感じていたヒカル。受け取るお金ほどの満足を相手に与えていないことで良心の呵責を感じていたのでしょうか?
この頃のヒカルの顔つきに注目です。
ヤクザと渡り合う恐怖の生活やその後のお金は稼げるけれど意に沿わない仕事のせいか、肉のそぎ落とされた鋭い顔つきをしていますね。
たとえお金を受け取っても意に沿わない仕事をした後は何か心がすさんだような気持がするものです。私も契約後で断ることができず気の進まない仕事をしたことがありますが気分がムシャクシャします。
繰り返し恐喝するヤクザ
ヒカルはヤクザに恐喝された経験を通して学びました。
あの時、俺がビビっとったからつけ込まれたんや。借金を返済し終わった後、またそのヤクザにゆすられたそうです。
でもヒカルは「もう一円も払わん!今度何か言ってきたらお前と刺し違えてでもお前を刺す!」と言いました。ヤクザは死に物狂いで立ち向かって来る本気の相手にはスッと引いていくらしいです。賢いですね。
店長との出会い
お金はたくさん稼いだけど、空虚な気持ちを感じていたヒカルは儲からないカードショップ、遊楽舎を経営する筧(かけい)店長と出会います。
8分28秒あたりからヒカルが店長に向けて書いた、本人には見せることのない手紙が始まります。
これから何をしよう?借金返済もひと段落して人生を模索していた21歳のヒカルは店長の生き方を不思議に思います。
「なんで、こんな儲からない効率の悪いことしてるんですか?」
「みんなの笑顔が見れるからです」店長の一言が荒れたヒカルの心に染み渡りました。
細々とジリ貧の経営をしていた店長の店がヒカルの動画に出るようになって急成長します。
ヒカルは今ユーチューブをやめたら遊楽舎はつぶれるからやめられないと言います。
バーバリーブラックレーベルの服を愛用
現在は視聴者からの親しみやすさを重視して自分が引き立つ服を選んでいるようです。
なかでもバーバリーブラックレーベルの服を愛用しています。理由は生地の手触りが良いこと。正直、デザインはよく分からないのでテレビ出演のある時はブラックレーベルの店に行き、5分か10分くらいで「これとこれ!」といった感じで試着もせずまとめて20万円分くらい買うそうです。
不動産経営
ヒカルは今後、不労所得が得られるようにしていく計画を持っています。ヒカルのような将来の収入の保証がない仕事の人は信用を得づらいので不動産を所有しておいた方がいいと考えるようになったそうです。
2億円でマンションを買うと毎月60万円程度の家賃収入が得られるそうです。意外と少ないですね。
貯金をしようという考えはないのでお金の一部を不動産にして持っておこうというわけです。
また、兄のまえっさんや
社員の名人のためでもあります。もしヒカルに何かあった時、二人が路頭に迷わないよう考えているのです。その時はマンションを名人に譲って一生家賃収入で食べていけるよう、考えてくれています。
名人に対するヒカルの信頼
名人は人柄はいいのですが無口でトークが弾まないため、ヒカルゲームズ時代には戦力外通告されたこともあります。
それでも名人のヒカルを慕う態度は変わらず、ヒカルの元で地味な仕事を続けてくれたことから、ヒカルの名人に対する信頼は身内同様になります。
こんな風に俺についてきてくれる名人は俺が一生面倒見る
ヒカルは人材派遣会社経営時代、会社が傾きかけると人が一斉に去っていくという経験をしています。その時兄のまえっさん以外残らなかったそうです。
トップの人間は意外と孤独なものです。そんなヒカルには絶対、何があっても自分を裏切らない血を分けた身内のような心を許せる人が必要なのでしょう。
ヒカルは名人もいつかは1億円稼げるようにしてやりたいと考えています。