仕事をバックレた経験 1回目 運送会社
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今日は申し訳ありませんが、汚い事を言います。
女同士って自分より相手が太っていると優越感を抱きます。
スーパーで出会ったデブ女
さっき、近くの激安スーパーに行き、すごいデブに出会いました。
そのスーパーでは、なぜか日本人離れしたデブに遭遇する確率が高いのです。
安いスナック菓子を大量に買って食べるからかなー。
買い物しているとそういうデブ女とすれ違いました。
あれ?もしや・・・。
子猫はソイツを知っているかもしれないと思い出しました。
4年前デブに虐められて負けた子猫
子猫は4年前、ある運送会社で働いていました。
その会社には主(ぬし)みたいなお局様がいて、子猫はそいつに虐められて1ヶ月でやめてしまいました。
体型はジャイアンの母ちゃんみたいなのにアイメイクだけバッチリしている女です。
初対面から嫌いな人っているじゃないですか。
きっとそいつにとって子猫は見るからに大嫌いなタイプだったんだと思います。
小さな事務所で隣の席なのに
「ちょっとー!子猫さーん!」と怒鳴られて
子猫は毎日ビクビクしていました。
ツボネに呼ばれると頭から変な汗が噴出します。
子猫はそれまで何の仕事をしても大抵、覚えがいいと褒められてきたのですが
この仕事の時は本当に自分で自分の事を馬鹿じゃないだろうかと思いました。
全然、仕事が覚えられなかったんです。
隣の席にいるツボネが威嚇してくるからです。
他の従業員にバレないように無言で目をひん剥いてにらんだり、子猫のやることなすこと、すべてケチをつけてきて仕事もあまり与えられていませんでした。
ツボネは忙しそうなのに子猫は毎日、暇で暇で、昼食後の眠気を必死で我慢していました。
朝9時から夕方まで暇なのですが、5時過ぎると急に忙しくなって7時半頃まで仕事をして帰ります。
その職場で昼間、忙しそうにしているのはツボネだけです。
固定電話と携帯、ツボネにジャンジャン電話がかかってきます。
ツボネは生き生きして電話の用件を捌きながらガハガハ笑っています。
そのツボネが作り上げたヘンテコなシステムで会社が回っていて何をするにしてもツボネにお伺いを立てなければ一切進まない感じの会社でした。
会社のシステムを改善するようによそから派遣されてきた所長も副所長もツボネの言いなりで無能でした。
きっと何一つ改善できないまま転勤して行ったと思います。
記憶障害
1ヶ月程働いたある日、子猫はツボネに注意されました。
「ちょっとー!子猫さーん!これ、違うよ!ふーっ!さっきも言ったよね?どうせ、覚えてないだろうけどpgr」
「あ!すみません。」
子猫は仕事のメモを取っていました。
わー!バカ、バカ!さっきもツボネに注意されたのに!
もう間違えないように書いておこう!
そう思ってノートを開いたら、なんと!
さっき、自分で書いたメモがあるではないですか!
「○○会社は送り状を封筒に入れること!」
え?目を疑いました。どうして今から書こうと思っていたことがすでに書いてある?
筆跡も子猫のです。
もしかして、自分でさっきメモしたことを覚えていない???
その時もうダメだと思ってその日の帰り、荷物をまとめてバックレました。
ツボネのデブ度がパワーアップ
さっき、激安スーパーで出会ったツボネは4年間でさらに太っていました。
デーブ、デーブ!
子猫はなぜかツボネに勝った気がして
いい気分で買い物して帰りました。
おしまい。