ある日の不幸と小さな幸福
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こんにちは。子猫です。皆さんは人の不幸と幸福、どちらを聞きたいですか?
幸せな話ばかりされたら自慢か?と思っていやな気分になるでしょう?
人の幸せな話は面白くない。
かといって不幸だらけの話も気が滅入る。
ドラマでも小説でも主人公は不幸を経験してそれに十分感情移入したところで最後、幸福になるというパターンが一番、後味がいいのではないでしょうか?
ハリウッドの人気映画は見事にこのパターン。
子猫の経験したある日の不幸と幸福の話をします。
イオンの駐車場は広くて迷う
先日、子猫はイオンに買い物に行ったんです
他のお店ではどうか分からないけど、イオンにはエスカレーターしか通じてない出入り口とエレベーターもある出入り口があります。
イオンの駐車場は広いのでどこに駐車したかいつも忘れてしまうんですよね。
それで車を降りたあと振り返って
「この辺り!」と覚えて出入り口に向かいました。
そこはエスカレーターしか通じていない小さい出入り口でした。
その日は買う物がいっぱいあって。
カートを押しながら買い物してまわりました。
最後に食品とトイレットペーパーを買ってレジを済ませました。
卵は割れやすいのでハンドバッグに大事に入れました。
そこで、あ、封筒を買わなくちゃいけないんだった!と思い出しました。
文房具売り場に封筒を買いに行って
ハンドバッグに入れてた卵をカート上のマイバッグに移して
財布を出して支払い、封筒と財布をハンドバッグにしまいました。
帰るとき、最初に降りてきたエスカレーターまで戻って、ここからは帰れないことに気が付きました。
荷物が多すぎて、カートを置いて手では運べないことに気が付いたんです。
エレベーターのあるところから帰るしかないか・・・。
エレベーターの出入り口から最初に来たエスカレーターしかない出入り口近くにある車のところまで戻ろうとしたのですがすごく迷ってしまいました。
エレベーターのある出入り口から出て駐車場内をガラガラ、カートの荷物が崩れ落ちないように手で押さえながら押しました。
2周くらいぐるぐるまわってやっと最初に来たエスカレーターしかない出入り口を見つけたんだと思います。
と言うのも最後はどうやって帰れたのか思い出そうとしても思い出せないんです。
度重なる不幸
駐車場内で迷っている途中で「トイレットペーパーを持ってくるの忘れた!」と気が付きました。
今、戻っても、もう誰かに盗られてるかもねー。
もう疲れたし、このまま帰ろうか?とも思ったのですが何百円か捨てるのと同じだからやっぱり一度、戻ってみよう、と思い直しました。
その時、カートに乗せていた買い物袋が傾いて上に乗せていた卵がガシャンと落ちてしまいました。
拾い上げてみると全部割れていました。ああ、やってしまった。
疲れている上に駐車場で迷って途方にくれていて、しかも卵まで割ってしまった。
もう、私ってなんてバカなんだろう?と泣きたくなりました。
ビニール袋に割れた卵をパックごと入れて、帰ったら全部卵焼きにするかな・・・。と考えました。
この日の不幸、最高潮です。
当たり前のことが当たり前にできただけでハッピーエンド
割れた卵と他の物を車に積んで、ノロノロ、もう一度食品売り場に戻りました。
袋詰めする台を見るとやはり、子猫の置き忘れたトイレットペーパーはありません。
念のために店員さんに聞いてみました。
すると預かってくれていました!
レシートを見せてサインして、返してもらいました。
よかったー!
さすが日本!
忘れ物がちゃんと戻ってくるなんて!
ここでハッピーモードに転換です!
ああ、何て幸せ!
ただ、ふつうにトイレットペーパーを買って帰れただけなんですけどね。
それまでの疲れが吹き飛ぶくらいに幸せになれました。
おしまい。
ブロッコリースプラウト、霧吹きで湿らせたら順調に育ちました。
まわりをアルミホイルで巻いてまっすぐ上に育つようにして
食べるのがもったいなくて育て続けていたら葉っぱが黒ずんできたので限界かな、と思って収穫しました。
収穫して食べるって楽しいですね。