「初めて」を体験しよう
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旅行の意味
仕事場は携帯の電波が届きにくいんです。休憩室は全然繋がりません。オフラインでもAmazon Prime Videoはダウンロードしておけば見れるのでたまに映画を休憩中に見たりしています。
朝、ダウンロードしながら少しだけ見たイエスマンという映画にこんなセリフがありました。
堅実で成功しているけれどしかめっ面をして生きている主人公に会いに来た友達との会話です。
主人公「それで、君はをしてた?」
友達「世界中でいろいろね。キリマンジャロに登ったり、ラオスでコウモリを食ったり…。」
それを見て子猫はふと思いました。
慣れている人にとっては当たり前のことでも経験したことのない事を初めてやってみるのが楽しいのはなぜだろう?
コウモリを食べるのはグロくて楽しくないかもしれない。味も不味いかもしれない。
でも「ラオスでコウモリを食ってきたんだ」と言われるとうらやましがらなければいけないような雰囲気ですよね。なぜだろう?
今日の「初めて」を体験しよう
子どもの頃は初めての経験の連続でしたが大人になると段々初めての経験が減ってきます。そういう時、旅行に行って知らない土地を見たり食べたことのない物を食べたりすると「初めて」を経験できるから人は旅行に行くのかもしれません。
同じ所に住んでいてもやったことのない事をやれば知らない土地に行った時みたいに色濃い1日が過ごせるんじゃないかなー。
例えば?
歯磨きしながら考えていて、「そうだ、今日は左利きで生活してみよう!」と思いました。
まず、歯磨きを左手でやりました。
これは、右側を磨くときはいつも左手なのでそれほど新鮮ではありませんでした。
字を書く時もお箸も左手でやろうと思っていたのですがそのあと忙しかったのですっかり忘れていました。
意図せず経験した「初めて」
昨日、初めての経験、何かあったかなーと考えていて思い出したのですが、ありました!
ちょっと汚い話なので申し訳ありません。
A館の事務所の1階に身障者用トイレがあるのですがここは2年間ほど壊れたままです。
水が流れないんです。
ある日水が止まらなくなりその時栓を閉めてもらって、そのまま修理されていません。
便器の中にある水が蒸発して黒カビが生えたりするので時々バケツで水を流しています。
なので一見きれいなトイレなのですが使用後にボタンを押しても水は流れません。
身障者用のトイレを使う人がいなかったので「使用禁止」の紙も貼っていませんでした。
昨日は小鹿さんがA館を掃除して私がC館に行きました。C館の掃除が終わってA館の休憩室に帰ってきたら小鹿さんが、その壊れた身障者用トイレが汚れていたって言うんです。
溜まった水が汚くなっていたのかな…と思いながら話を聞いているとドアが開けっぱなしになっていて普段誰も使わないのでおかしいなと思って便器の蓋を開けてみると中にトイレットペーパーと使用済みの生理用ナプキンが浮いていたんですって。
ちょうど小鹿さんがそこを通りかかった時、女の人が出てくるのとすれ違ったのだそうです。
昨日は安全講習によそからの人が来ていたので壊れていることを知らないで使って、使用後、流れないので慌てて出て行ったのかな、と思いました。
たまたま使ったトイレが使用後流れなかったのですから使った人もある意味被害者かもね、と気の毒に思いました。
それにしても生理用ナプキンを便器に突っ込むことないじゃないですか?
仮に水が流れていたら詰まってしまうところですよ?
こんなこと「初めて」です。
小鹿さんはこんなことするなんてひどい、と怒っていました。
小鹿さんが帰ったあと、子猫はその便器がなんとなく気になったのでもう一度見に行きました。
蓋を開けてみるとトイレットペーパーと生理用ナプキンが浮かんでいます。
え?
小鹿さんが掃除したはずなのに…。
一瞬どういう事か理解できませんでした。
多分、朝と同じ人がまた戻ってきて同じように汚して出て行ったのでしょう。
これは確信犯です。
トイレはほかにもいっぱいあるのに、どうして壊れているトイレで用を足して、しかもナプキンまで浮かべて出ていくのか。
子猫の退屈な日常に新鮮味を与えてくれた
「初めて」の出来事だったぜ!
ありがとな!(負け惜しみ)