ヒカルの半生(小学5年生から現在まで)
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ヒカルの小学生時代から会社を立ち上げる頃の事が話されました。
ヒカル 小5で天才だと自覚
ヒカルは自分の事を小学生の頃から天才だと思っていたそうです。
小学5年生の時初めて携帯を持ったのですがその時の暗証番号が1031(テンサイ)。早くから「天才」を意識していました。
周りの友達にも「俺、天才やから」と言っていたそうです。
普通そういう発言は鼻につくので嫌われ勝ちです。
でもヒカルは周りからは全然天才とは思われていなくて「俺は天才」発言をする度に友達からは「またそんな事言っちゃってー!」と冷笑されていました。
「天才ならそれを証明してみろよ」と言われても「いやいや、俺が天才だって分からない時点でお前に説明しても無駄だから」とヒカルは半笑いだったそうです。
「天才」だと主張しても周りからはネタだと思って笑われていたヒカル。
子どもの頃のヒカル 小学5年生の時、ヒカルは盲腸で入院しました。その時、ヒカルは看護師さんに一緒にゲームしてもらったり、看護師のお姉さん達のお尻を触ったりして人気者だったらしいです。でもその時以来、注射嫌いになったんだとか。
好きか嫌いか言う時間にヒカルが出る - 子猫のブログ
先生からも評価されなかった学生時代
子どもの頃から口は達者だったそうですが学校の成績など特に優れていなかったため先生からも友達からも「天才」との評価は受けていませんでした。むしろ「口ばっかり達者だが勉強をしっかりしろ」というようなマイナス評価を受けていました。
そのためどうして俺は人から評価されないのだろう?こんなに頭の回転が速くて話が上手いのに…というモヤモヤした気持ちがあったそうです。
全校集会で絵が上手い人、作文が上手い人、スポーツが得意な人達が表彰されます。一方ヒカルは誰よりも口が達者なのに一度も表彰されない事を不満に思っていました。
でもお父さんからは利発な自慢の息子として扱われていて、まえっさんより可愛がられていたみたいです。
学生時代はずっとそんな感じで自分では「天才」だと思っているのに周りの先生達からはまったく評価されませんでした。
先生達はいつも屁理屈を捏ねて突っかかってくるヒカルみたいな生徒の扱いに困っていただろうな、というのは想像に難くありません。
工場で働く
ヒカルが高校卒業後就職したのはゴミ処理とかリサイクル関係の工場のようです。
入ってすぐ、ヒカルはもっと効率的に仕事が出来るような手順を考えつき、上司に提案したりしていましたが取り上げてもらえず「昔からこうすることに決まっている」と却下されていました。
どうして効率の悪い方法で仕事をしなければいけないのか…。
人生で一番辛かったことは何ですか?と聞かれてこのような話をしてくれました。
あるところに汚いゴミ袋を袖まくりし、軍手をした手で押し込み一杯になったら圧縮。
さらに空いたスペースに手でゴミ袋を押し込み満パンになるまで圧縮したら縄でくくって運んでまた圧縮…。延々と続く作業をしながらヒカルは
「俺はなにやっとるんやろ?なんでやっとるんやろ?」と考えていて、この時の訳も分からずさせられる作業が苦痛で「あ、辞めよ」と思ったらしいです。
4ヶ月目に上司とケンカしてヒカルは工場を辞めてしまいました。
井川の会社に入る
高校の同級生だったりょーまに兄の井川を紹介され、井川に「一目惚れ」したヒカルは人生で初めて、努力し始めます。
お金を稼ぐ才能があることを自覚し始める
井川に認められたい、そんな動機だったかも知れません。
井川の会社に入る時に「俺に全ての時間を捧げろ。今から携帯のメールアドレス、全部消せ」と言われます。ヒカルは1つ1つ消すのが面倒だったので「今すぐ携帯、解約してきます」と言ったそうです。
そのくらいの意気込みで仕事に全てを捧げろ、という方針がヒカルも気に入ったため、今、ヒカルは自分の会社に雇い入れる従業員にも同じ事を要求するそうです。
名人もアドレス全部消してヒカルの会社に入ったのかなー?
井川の事を尊敬していたヒカルは言われる通り素直にがんばります。
そんなヒカルを井川も弟のりょーま以上に評価し、可愛がっていました。
やがてヒカルは先輩達を追い抜き、営業でトップになります。
会社の売り上げの7割はヒカルが稼いでいました。
その頃からヒカルはこの会社の器に入りきらなくなってきます。
内部から会社を壊し独立する「ニトロ」ヒカル
会社の待遇に不満を持つ先輩達を募って夜な夜な飲みに行くヒカル。
追い抜いた先輩達と飲みに行っては「もし会社の人事をやり直すとしたらどんな構成にするか」というような仮定の話をして盛り上がります。
なぜか飲み会で一番盛り上がるのは悪口です。
会社のやり方、社長や副社長に不満を持っている人にヒカルは目をつけていました。
もし俺が社長になって新しい会社を興すとすればコイツとコイツはついて来る!
そんな算段がついたある日、ヒカルは7人中成績のいい5人の営業マンを引き連れて独立し、井川の会社と同じ業務を始めてしまいます。
井川の会社を機能不全にして潰してしまったヒカル。
とても優秀な営業能力があるけれど会社の内部に入れてしまうととんでもないことになる、危険な人物、という意味でこの頃ヒカルは仲間に「ニトロ」とあだ名されていたそうです。
ヒカルにもあった良心
自慢げに語るヒカルの話を聞いて、私、子猫は「ヒカルは井川の会社を潰した事をちっとも悪いと思っていないのだろう」と思っていました。
ヒカルは人として倫理的な概念が欠けているように思っていたのです。
でもその後、ヒカルは「うちの会社で働かないか」という人からの誘いを断り続ける理由として、俺は最初は素直なんだが、会社のやり方を一度疑問に思ってしまったら我慢できずに内部から潰しにかかって独立してしまう危険な一面を持っている、もうそんなことをしたくないから断っている、と話していました。
ヒカルにもあんな事して悪かった、という気持ちがある事に驚きました。
ヒカル、ごめん。ネクストステージの写真雑誌を作った人がヒカルのことを大変気に入り、君は他のユーチューバーとは全然違う、とベタ褒めだったそうです。
その人がヒカルの自伝本を出したい、としきりに言うのでヒカルも承諾した、と以前話していました。
いつ出るのかな?早くヒカルの本、読みたいです。